採石ってなに?

普段目に見ないところで社会を支える「採石」。採石とは、どのように作られるのか、どのように社会の役にたっているのかを動画でご紹介します。

採石はどのようにできるの?

採石がどのようにしてできるのか、写真でご説明します。
まず採石場の斜面をダイナマイトで砕き、大きさ40~50センチの原石を採取します。

次に、採取した原石を何度も機械にかけて徐々に小さく砕いていきます。

こうして採石ができあがります。採石はアスファルト用、コンクリート用、鉄道用など、大きさによって種類が分かれていて、運搬用のトラックで出荷されて、道路やビルなどの様々なところで使われます。

 

採石はどんなところで使われているの?

採石は普段目にすることはありませんが、社会の様々なところで使われています。

コンクリートやアスファルトにも採石が使われ重要な役割をは果たしています。

道路やトンネル、新幹線・電車の線路にも採石は必ず使われており、安全を支えています。

飛行機が離発着する滑走路や、東日本大震災の復興で港の防波堤にも採石は使われています。

 

そのほかにどんな仕事をしていますか?

岩手県採石工業組合では、一人でも多くの方に採石業に興味を持ってもらおうと小学生向けの見学会を開催したり、採石場をもとの緑の森に戻す「自然回復」などにも取り組んでいます。

ダイナマイトの発破の様子を見学したり、重機に乗って操作体験や重機との綱引きを通じて、一般の方にも砕石に理解を深めて欲しいと願っています。

また、お世話になった山を再び緑の森に戻す作業も私たち採石業の大事な仕事です。
斜面に苗木を植えて、大きく切り崩した斜面をもとの緑に戻す「自然回復」にも取り組んでいます。